気になる子どものお口ポカンについて
2023/10/15
こんにちは✨
しろくま矯正歯科名東クリニックです🌈
今回はお口ポカンについてです❕
お口ポカンとは、名前の通りいつもお口が半分開いている状態のことです。
近年子どもから大人、高齢の方までこの症状を持つ方が増えております。
原因としては、口輪筋(口周りの筋肉)が弱いことが挙げられます。
子どもは保護者の指摘で気づくことが多々ありますが、
大人の方はなかなか自覚が難しいとも言われています。
お口ポカンのデメリットとしましては
①口が乾燥して虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが上がる
通常口腔内は唾液の作用により虫歯にならないようになっておりますが
お口ポカンの状態が続くと口の中が乾燥して唾液の作用が働きにくくなります。
そのため唾液で細菌を洗い流せずに、虫歯や歯周病になってしまうリスクが上がります。
②歯並びが悪くなる可能性がある
通常唇を閉じることにより口周りの環境が整いますが、唇の力が弱いと
歯がどんどん前に出てしまい出っ歯やガタガタになる可能性があります。
③風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなる
お口ポカンの状態の方のほとんどが口呼吸をしています。
通常鼻から息を吸うことにより
鼻毛や鼻汁で細菌を体内に入れないようにブロックしたり、
冷たい空気を一度温めて加湿してから肺に送ることにより
肺や身体の負担を減らしています。
しかし、口呼吸の場合細菌や冷たい空気をダイレクトに肺に届いてしまいます。
それにより風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなります。
お口ポカンしている方のほとんどが口呼吸をしています。
口呼吸は百害あって一利なしと言われています。
花粉症や鼻炎で鼻が詰まってやむを得ず口呼吸になってしまう場合を除いて
鼻呼吸を心がけていただけるといいことずくしです✨
よく歯並びのせいで口が開いている🤔❓
矯正をしたらお口ポカンは治る🤔❓と質問を頂きますが、
基本的には口ポカンは意識して唇を閉じることにより
無意識の状態でも自然と唇を閉じることができます。
上の前歯が1cm以上出ているなど、歯が原因で唇が閉じることが出来ない場合は
矯正治療をすることで唇が閉じやすくなりますが、本人の努力も必須です。
唇を閉じるための口輪筋を鍛える筋トレの方法は次回お伝えしますね✨
歯科医院によって、
治療法、料金体系、診療理念、診療スタイルは
様々です。
矯正歯科の治療費は高額であることが多く、
治療期間も数ヶ月〜年単位と長期にわたることもございますので
医院選びに慎重になられる方も多くいらっしゃいます。
当院では矯正治療一筋17年目の専門医師が
相談、検査、診断、治療、処置全てあたります。
後悔のない歯列矯正となるようお一人ずつ丁寧にサポートいたします。
現在の状態から目標達成に向けての流れや期待できる結果、かかる期間や費用、考えられるリスクなどもお伝えし、全てをご納得いただいてから開始いたします。
どうぞ宜しくお願いいたします🐻❄️